東京MXテレビは17日、パワーハラスメントに当たる不適切な言動があったとして、伊達寛会長(77)の代表取締役と会長職を15日付で解職したと公式ホームページで発表した。30日付で取締役も辞任する。
関係者によると、会議で立場が下の人間に「いらいらさせるんだよ、おまえ」といった暴言を吐くなどのハラスメント行為があったという。
同社によると、25年12月に伊達氏に関する内部通報があり、監査役の要請を受けた複数の外部弁護士による調査を実施。職制上の下位者に対する言動等の一連の行為がハラスメント行為に該当するものと認定されたとした。
4月15日に臨時取締役会を開き、会長職の解職や取締役辞任の勧告を決議。翌16日、本人から取締役を辞任したいとの申し出があり、受理したという。
同社では「他の役員が監督責任を十分に果たせなかったことを真摯に反省し、経営責任を明確にするため、厳正な処分を検討しております」「事案を極めて重く受け止め、ガバナンスおよび内部統制システムの強化、再発防止策の策定に取り組んでまいります」としている。
伊達氏は青山学院大卒。1978年にエフエム東京に入社し、2005年に常務で退社した。東京MXテレビの顧問や社長などを歴任し、24年から会長を務めていた。



