俳優青木崇高(36)が19日、都内で行われた主演映画「雨にゆれる女」(半野喜弘監督)の初日舞台あいさつに登壇した。

 音楽家として活動してきた半野氏の監督デビュー作で、互いに素性を隠しながら生きる男女が次第に引かれ合うストーリー。半野監督と青木の出会いは14年前のパリだったといい、半野監督は「カフェで友人とワインを飲んでいたら、背の高いバックパッカーのお兄ちゃんが『一緒に飲んでいいですか』と話しかけてきて、それが青木だった。その日は友達の家に泊まって、翌朝には僕の飼っていた犬を散歩させていて。人の心にダイレクトに、パッと入ってくる人でした」と出会った当時の印象を語った。青木も「今日のこの瞬間につながっていると思うと、感慨深いものがありますね」と話した。

 舞台あいさつには大野いと(21)も出席した。