脳科学者の茂木健一郎氏(54)が、自身のお笑い批判に対するダウンタウン松本人志(53)の反論に返答した。

 茂木氏の「日本のお笑い芸人たちは、上下関係や空気を読んだ笑いに終止し、権力者に批評の目を向けた笑いは皆無」というツイートが物議を醸しているが、19日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、松本人志は「茂木さんが全然面白くない。笑いのセンスが全然ないから、この人に言われても『刺さらなねぇぜー』って感じ」とバッサリ切っていた。

 茂木氏は同日、マラソンを楽しむツイート後に「ネットニュースで『ワイドナショー』での松本人志さんのご発言を知る。。。フルマラソンの疲労のせいだと思うけど、力が出ないので、ちょっと横になってきます。。。」と冗談めかして発言していた。

 茂木氏は翌20日、松本の当該発言を映像で改めて確認したとして「私はサンドバッグみたいでしたが、自分のことだ、ということを置けば面白かったです。茂木だけに『M』なのかな。またセンスのない返し、すみません」と感想をつづった。

 また、番組では、作家の古市憲寿氏も「批判したいなら、芸人という役割に押し付けず、自分で批判すればいい」と茂木氏を批判していたが、茂木氏は、そちらに対しても「これまでも時々細々とはやっているし、これからも折りにふれ試みようとは思います。何しろセンスがないので、ろくなものができないかもしれませんが…」とコメントした。