シンガー・ソングライター平井堅(45)が、TBS日曜劇場「小さな巨人」(16日スタート、日曜午後9時)の主題歌を担当することが6日、分かった。新曲「ノンフィクション」(6月7日発売)で、日曜劇場の主題歌を担当するのは2年ぶり3回目となる。

 同作は、長谷川博己(40)主演で、警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描いた警察ドラマだ。大ヒットドラマ「半沢直樹」などを手掛けた同局の伊与田英徳プロデューサーが「平井さんの歌が大好きで、思い切ってオファーさせていただきました」と依頼した。

 快諾した平井も脚本を読んで書き下ろし「僕の楽曲の中でも今までと違うものにしたくて、ハードボイルドな楽曲になりました」と、人生の葛藤や疑問を投げかけるメッセージ性の強い曲に仕上げた。

 平井が日曜劇場の主題歌を手掛けるのは、11年4月期「JIN-仁-(完結編)」の「いとしき日々よ」、15年7月期「ナポレオンの村」の「君の鼓動は君にしか鳴らせない」に続いて3回目。これは「GOOD LUCK!!」(03年)の「RIDE ON TIME」など山下達郎(64)に並んで最多タイ。平井は「真剣だからこそ悩み、迷い、時に投げ出したくなることが生きることだと思って書いた。ぜひ聞いていただければ」と話している。