13年に結成されたアイドルグループ「ピンク・ベイビーズ」が19日夜、公式サイトで5月26日のライブを持って活動を休止すると発表した。現メンバーの大森莉緒、佐藤琴乃、始関琉央、鈴木咲良、鈴木千夏、菅沼茉祐、古川友佳理、吉田亜衣奈は卒業するという。

「2013年の結成以降、四年の月日が経ちました。(中略)『渚のシンドバッド』『UFO』のリリースなど、その都度皆様の多大なるご声援に支えられ、ここまで活動する事ができました。誠にありがとうございます。その中で、当初14人だったメンバーは8人となり、その8人での活動を見直した際、メンバーそれぞれが新たな環境でのスタートを目指した方が良いのではないかという結論に至りました」(原文のまま)

 ピンク・ベイビーズは、作曲家の都倉俊一氏によるアーティスト育成プログラム「パン・パシフィックプロジェクト」の第1弾として、同氏が楽曲提供した国民的アイドル「ピンク・レディー」の楽曲を歌って踊る、後継グループとも言えるボーカルダンスユニットとして13年にセレクションが行われた。4月9日に荒川紗穂、櫻井優衣が卒業したばかりだった。

 2人のメンバーが卒業し、2週間もたたないうちに活動休止を発表したことについて、公式サイトは「メンバー、運営スタッフともにこの8人での活動を続けたい気持ちの方が大きく、歪なタイミングでの発表になってしまった事、お詫び申し上げます」(原文のまま)と謝罪した。

 メンバーの鈴木千夏は、ブログで「活動休止についてを聞いたのがちぃも最近だったので今後のことはまだ考えられていませんがいつか芸能関係のお仕事に戻ってきたいという思いはあります」と複雑な思いをつづった。