HKT48指原莉乃(25)がプロデュースする女性アイドル12人組=LOVE(イコールラブ)が18日、東京・築地の日刊スポーツを訪れ、16日に発売された3枚目シングル「手遅れcaution」をPRした。

 この日、訪れたのは、大谷映美里(20)大場花菜(18)音嶋莉沙(19)佐々木舞香(18)佐竹のん乃(19)高松瞳(17)瀧脇笙古(16)山本杏奈(20)の8人。曲衣装の黒いセーラー服で、佐々木は「今回は禁断の愛がテーマです。衣装の通り、ダークな部分も見せているんです」と説明した。

 スカートは、指原Pがこだわる超ミニの「さしこ丈(膝上34・5センチ)」で、大場は「短いけど、きれいに見えるんです」とお気に入り。佐々木も「制服衣装をマネして作ったり、買って来てくれる女性ファンの方もいるんです」と、ファンへの影響を喜んだ。

 ミュージックビデオ(MV)では、高松と佐々木がキスをする直前と直後のシーンが描かれている。唇を重ねる決定的場面は映し出されていないが、高松は「本当は『ご想像にお任せします』と言っていたんですが、本当にしています」と明かした。

 女性とのキス経験について、佐々木は「私はあります…」と仰天告白した。「友達同士でするのは、今の女の子たちの中では普通なんですよ」。平然と説明する佐々木に、高松は「それはありえないですよ。私は(佐々木が)ファーストキスの相手なんですよ!」とこちらも大胆告白で返した。お互いの唇の感触について、佐々木が「雨に濡れて、リップとかも落ちちゃって、カサカサだった(笑い)。でも、プルプルでも嫌じゃない?」と話を振ると、高松は「(佐々木は)プルプルだった…」と明かし、メンバー一同を爆笑させていた。

 曲名にかけて、「手遅れだ」と思うメンバーを聞かれた佐竹は、「山本杏奈ちゃんは、頭が良さそうに見えるけど、あまり良くないんです。かけ算の九九が言えないんですよ」と、おバカぶりをぶっちゃけた。山本は「もう言えます!」と反論。じっくり時間をかけて6の段を全問正解すると、メンバーから拍手が起こっていた。

 デビューシングル「=LOVE」はオリコン週間8位、12月に発売した2枚目「僕らの制服クリスマス」は同3位だった。リーダーの山本は、「前作よりは上がりたい。順位も大事だけど、知名度もまだないので、たくさんの方に知ってもらいたいです」と謙虚に目標を掲げた。しかし、1位になった際に指原Pにおねだりしたいご褒美を聞かれると、音嶋は「みんなでめっちゃ高い焼き肉に連れて行ってもらいたいです」と希望を明かした。瀧脇も「ロケとかで指原さんと共演したことがないので、してみたい。食べ歩きしたいです!」と、こちらも食べる気満々だった。

 7月1日には、東京・日比谷野外音楽堂で全国握手会を行う。大谷は「私たちの(握手会の)中でも1番大きな会場なので、ぜひたくさんの方に来ていただきたいです」とPR。山本は「東京ドームでコンサートをするっていう大きな夢を持っています。指原さんと登山をした時に、『みんなでてっぺんを取りに行きたい』と話したので、それくらいの気持ちで頑張りたい」と意気込みを語った。