国立千葉大出身で元祖「エロかしこい女優」の熟女萩尾みどり(54)が、フジテレビ系昼ドラ「花衣夢衣(はなごろもゆめごろも)」(31日スタート、月~金曜午後1時30分)で濃厚ラブシーンを披露する。萩尾は双子に生まれた主人公姉妹の母親役。病弱な夫を抱え、夫の友人と道ならぬ肉体関係を持つ。和服姿の萩尾の胸元に友人役の斉木しげる(58)の手が差し込まれ、乳房をもまれ押し倒される。都内で行われた制作発表で、萩尾は「まさか、この年になってラブシーンがあるとは思ってなかった。そこは目をつぶってもらいましょう」と笑っていた。

 物語は1950年(昭25)代からスタート。主人公の双子姉妹が同じ男性を愛し、互いを思いやることから翻弄(ほんろう)される生きざまを描く。双子の娘時代を、実際に双子の尾崎亜衣、由衣(ともに24)が、三十路(みそじ)になってからを実際に姉妹の吉田真希子(38)吉田真由子(34)が演じる。