元宝塚歌劇団月組トップ月城かなと(35)が17日、京都市の京都国立博物館で18日に開幕する特別展「北野天神」(6月14日まで)の記者発表イベントに出席した。
菅原道真を祭神としてまつる北野天満宮ゆかりの文化財のうち、同社に伝わる古神宝を中心に展観し、これまであまり語られてこなかった天神信仰の多様な側面と、それらが日本の文化史の中で果たしてきた重要な役割をひもとく。国宝・重要文化財約50件を含む約140件の全国の天神信仰ゆかりの品々を一挙に公開。なかでも、国宝「北野天神縁起絵巻」は9巻、約80メートルを超える全巻全絵巻を会期中、巻き替えながら展示するため、すべてを見るには5回来場する必要がある。
展覧会広報大使を務め、音声ナビゲーターを担当した月城は「数の多さに驚きました。天神信仰がどのように始まり、派生したのか。天神信仰のルーツを一同に見れることに感動しました」。
国宝「北野天神縁起絵巻」については「本当に大きい。5回かかるけど、ぜひ見て天神信仰を大切にされていたのを感じていただけたら」とアピールした。
音声ナビゲーターを務めるのは、昨年、国立西洋美術館で行われた「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展」以来、2回目。文字を見れば伝わるものでも、「言葉にしたときに耳で伝わるのかというのが難しかった」といい、「少しゆったりと聞いている方にわかりやすくを意識しました。セリフ調のところもありますので、説明の部分とセリフ調の部分のメリハリを感じていただければ楽しめるのでは」と語った。
宝塚時代に「応天の門」で道真役を演じ、「頭の賢さがフィーチャーされますが、頭の良さもありますが、人の心の機微に気づける賢さを持った方じゃないかと思って、そこを大事に演じたいと思っておりました」
その上で、今回の展示の見どころについて「ファンの方には『なるほど、道真公はこういう人だったんだ。こういうところが当時の月城さんに刺さったんだろうな』というところはたくさん感じていただけると思う。たくさんの方に、菅原道真公ってどんな人だったっていうところを楽しんでいただければ」と語った。



