歌手May’n(21)が6日、2年連続となる日本武道館公演を行い、「もしも君が願うのなら」を含む27曲を熱唱した。

 昨年の武道館公演は、ダンサーが24人も登場するカラフルでポップなステージだったが、今年のテーマは「男らしいロック」。黒をベースにした衣装のほか、ステージも黒にシルバーの縁取りを施すなど、昨年のMay’nとは一新したスタイルを打ち出した。そして約3時間、髪を振り乱しながらエンジン全開で歌いきった。

 2月23日発売のセカンドアルバム「If

 You…」は、桑田佳祐の「MUSICMAN」、aikoのベスト盤「まとめ1、2」とビッグタイトルが並んだ7日付オリコン週間ランキングで、初登場7位に食い込む健闘を見せた。昨年は初のアジアツアーを行うなど挑戦を続け、歌唱力が高まっている。この日も9000人のファンが集まるなど、注目度も高まる一方で、11年はMay’nから目が離せない1年になりそうだ。