女優井上真央(24)がヒロイン陽子を務めるNHK朝の連続テレビ小説「おひさま」(月~土曜午前8時)のロケが8日、長野県安曇野市内で行われた。

 この日はそばの花が満開となり、快晴の中で順調に撮影が行われた。時代は物資や食料も入り世の中が落ち着いてきた1950年(昭25)。そこで丸山家族が実家を訪ねて夢を語るシーン(8月25日放送予定)を撮影した。

 安曇野が2回目のロケとなった井上は「クランクインしてから1年ぶりで、季節を通して再び安曇野に来てうれしく思う」とし、震災の影響について「今だからこそ伝わることもあると思う。運命のように感じてこの役に感謝しています」と話した。

 今回が初めてのロケとなった陽子の夫でそば屋「丸庵」の丸山和成を演じる高良健吾(23)は「景色もあるし、セットでは出来ない気持ちもあります」と長野に来たことを喜んだ。