半年間にわたる無免許運転が明らかになったTOKIOの山口達也(39)が29日、東京・港区の日本テレビで謝罪会見を行った。黒のスーツとグレーのネクタイで神妙な面持ちで会見場入りし、最後は3分間にわたり深々と頭を下げ続ける異例の展開となった。
関係者の皆さま、山口達也という人間を信頼して応援してくださった皆さまに大変申し訳なく思っています。すみませんでした(頭を下げる)
-無免許が分かった経緯は
「きのう(28日)の午前、自宅に戻る時に交差点で間違えて右折専用レーンに入ってしまった。警察官に免許の提示を求められ『期限が切れていますよ』と言われて失効に気が付きました」。
-その時、どう思いましたか
「書き換えは必ず行わなければならず、免許を持っていない者は運転してはいけない。かなり驚いたんですけど、自分の過失でした」。
-更新のお知らせのはがきは届いていたんですか
「届いていたら行ったと思うが、自分の自覚がなかったということ」。
-車に関するCMにも出演していましたが
「車関係のお仕事をさせていただいているのに、当然あってはならないこと。本当に申し訳ないと思っています」。
-免許失効中も番組の中で車に乗ることはありましたか
「プライベートでも仕事でも乗ることはありました。(気付かなかったのは)自分の過失です。当然やらなきゃいけないことを自分がやっていなかったのは、あり得ないな、という思い。16歳の時から(バイク)の免許を所有し、20年以上運転させていただいている。交通違反はしたことはあり、今回もゴールド免許ではありません」。
-車では1人だったのですか
「家族と一緒でした。(奥さんとは)まだちゃんと話はできていません」。
-TOKIOのメンバーには何と
「まだ会う機会がなく、これから伝えたい。社会人として、タレントとして、TOKIOのメンバーとして、男として、こういう結果になったことは、これまで一緒に戦ってきたメンバーに本当に申し訳ない気持ち。それをちゃんと伝えたい」。
-ファンに
「僕1人の過失によって皆さんの信用と信頼、すべてのことを裏切った形になり、大変申し訳なく思っています」。
-今後の仕事は
「僕にかかわるすべての人に許していただけるのならうれしいが、関係者の皆さまの指示に従います。もう1度気を引き締めて一からから頑張っていきたい。本当に申し訳ありませんでした」(約3分間にわたり深々と頭を下げ続ける)。