歌手森高千里(43)が2日、西武対ロッテ18回戦(西武ドーム)で始球式を行った。20代のころにステージで披露していたミニスカート姿ではなく、ピンク色のユニホーム(背番号5)と白のパンツルックで登場。マウンドに立つと、左足を高く上げて投球した。ボールがワンバウンドになると、右手を口元にあてビックリしたような顔に。投球後は、小走りで三塁側ベンチに引き上げたが、スタンド最前列には少しでも近くで森高を見ようとしたファンが殺到。変わらぬ人気ぶりを感じさせた。

 コメントは以下の通り。

 「始球式は今まで全く経験したことがなかったので、グラウンドに降りてみたら、思ったより空間が広かったので、やっぱり緊張してしまいました。

 全くやったことがなかったので硬球を持ってみて、硬いし、重いし、ちょっと大丈夫かな、と心配しました。息子に相談したら『練習したほうがいいよ』と言われて、息子にボールを捕ってもらいながら練習しました。練習みたいにうまくいかなかったですけど、バッターの方に当たらなくてよかったです。練習のときは、もう少しうまく投げられたのですが(笑)。

 最後に、観客席の皆様が応援してくれたのがすごくわかったので、やっぱり応援があると、頑張ろうと思えました。コンサートの時もそうですけど、今日初めてマウンドに立って、野球の選手の方も応援されると、自分が持っている力以上のものが出せるということがすごくわかりました。こうした大歓声の中で素晴らしい経験をさせていただきました」。