21日夜にNHK総合で放送された大河ドラマ「平清盛」の平均視聴率が関西地区で7・5%だったことが22日、ビデオリサーチ社の調べで分かった。NHKによると、記録がある94年以降で過去最低。

 関西地区では8月5日放送で過去最低の8・1%を記録していた。関東地区でも21日の視聴率は7・9%にとどまり、過去最低となる8月5日放送(7・8%)に迫る低い水準。前週より1・7ポイント減で今期5度目、3週連続の1ケタ視聴率となった。最終話まで残り9話のクライマックスを迎えているが、視聴率下落に歯止めがかからず、記録的な低空飛行となっている。

 第41話「賽の目の行方」は、平清盛(松山ケンイチ)と後白河法皇(松田翔太)の対立が決定的となるまでの事件を描いた。

 一方、大河ドラマと同時間帯にビートたけしととんねるず石橋貴明がスタートさせたTBS新番組「日曜ゴールデンで何やってんだテレビ」の初回視聴率(21日)は、8・8%だった。同時間帯では、日本テレビ「プロ野球CS巨人対中日」(17・5%)、フジテレビ「ほこたてSP」(16・3%)などが放送された。