CHAGE&ASKAのASKA(55)の所属事務所は10日、週刊文春に掲載されたASKAの覚せい剤吸引疑惑を否定した告白記事について、「ASKAが承諾したものではありません」などの声明を公式HPに発表した。

 その上で、事務所の承諾なく同誌記者と接触したASKAの行動を「遺憾」とし、活動を自粛するとした。以下全文。

 いつもCHAGE

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 ASKAを応援いただきありがとうございます。弊社契約ミュージシャンASKAに関する、週刊文春10月17日号記事の経緯につきまして報告させていただきます。

 ASKAは一連の報道の発端となった週刊文春の記者へ、取材ではなく個人的に話をしたいという衝動的な気持ちから連絡し、記者も取材ではないことに同意した上で自宅に招きました。結果としてこの際の会話が編集され、記事となって掲載されることとなりましたが、これは本人が承諾したものではありません。

 また昨日オフィシャルサイトに掲載した通り、これらの経緯について弊社は一切関知しておりません。これまで弊社はASKAに違法行為や公序良俗に反する行為がないことを確認し、そして何よりもASKA自身の健康の回復を最優先に支援を行ってまいりました。

 しかしながら今回、ASKAが弊社に無断で記者との接触を行い、違法ではないとしても薬物の入手経緯や、音楽関係者と称した人物との関わりについて掲載された記事の内容は、これまでの信頼関係を損なうものとして大変遺憾です。これらの経緯についても本人の認識が甘く、極めて不適切な行為であったと疑われても否定できません。

 昨日、弊社代表がASKAと話し合い、一連の報道で世間をお騒がせしたことと社会的責任を踏まえ、ASKAの活動を自粛し、引き続きの健康の回復に努めることといたしました。改めて、ファンの皆さま、また関係者の皆さまに、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。