落語協会は25日に開かれた総会で、2期4年にわたり会長を務めた柳家小三治(74)の後任として、副会長の柳亭市馬(52)を選出した。任期は2年。

 落語協会によると、協会発足以来、最年少の会長という。新たな副会長には林家正蔵(51)が決まった。

 市馬は会見で「分からないことは先輩方に大いに相談し、若い人に良い指針を与えられるような、かじ取り役になりたい」と話した。小三治さんは抜てきの理由を「個人芸ですから、人間と芸がいいと尊敬される。市馬は上からも下からもどこかで尊敬されている人」と語った。

 市馬は大分県出身で、1980年に5代目柳家小さんさんに入門。93年に真打ちに昇進し、四代目柳亭市馬を襲名した。2011年から同協会副会長。正統派の古典落語に定評があり、朗らかな語り口で知られる。美声を生かし、高座では歌を取り入れたネタを披露することも多い。