女優真琴つばさ(49)が22日、都内でトークライブツアー初日を迎え、小林幸子(60)をゲストに招いた。

 来年7月の芸能生活30周年に向け、この日から全国で30人とトークを繰り広げる。昼の部のゲストに雅楽演奏家の東儀秀樹(54)を迎え、夜の部が小林だった。

 2人の出会いは2年前。真琴の初主演ドラマ「七人の敵がいる」の共演だった。真琴が演じた主婦と敵対するPTA会長役が小林だった。小林は当時「こんなに腰の低い主役がいるのか」と驚いたという。この日のライブ前の会見では、黄色の派手な衣装の小林に比べ、真琴は黒をベースにした衣装。「私の方が派手でごめんね」と謝る小林に、元宝塚トップスターの真琴は「宝塚の人には『派手な衣装だね』と言われたのに、幸子さんにはかなわない」と絶句していた。

 90分のライブでは、小林のヒット曲「おもいで酒」などをデュエットし、ダンスも披露し、約350人のファンを大いにわかせた。

 芸能生活50周年の大先輩小林に対し、真琴がトップを走り続ける秘訣(ひけつ)を聞くと、「思いこみを捨てて、思いつきを拾うこと」。

 最近、演歌とはミスマッチのサブカルチャー系にファン層を拡大している小林らしく、「チャレンジ精神が大切」と経験に基づいたアドバイスを送った。