KinKi

 Kids堂本剛(35)が古都・京都の伝統的な舞台で笑いを取った。独演会「小喜利の私」(16日まで)が12日、京都・祗園甲部歌舞練場で幕を開けた。

 舞妓(まいこ)や芸妓(げいこ)が春恒例の舞踊公演「都をどり」を開催する会場で、男性が主演するのは異例だ。伝統の舞台での独演会開催に周囲から驚きの声が上がったという。堂本は「みんなの初めの反応は『えっ』、つぎに『えっ~!』だった」。

 独演会は小学時代に本気でお笑い芸人を目指していた堂本が自ら企画書を書き12年1月からスタート。「天の声」から次々にお題が出され、答えていく形式。

 この日はキングコング西野亮広から約30のお題が出された。「天の声に『知らんがな』と言わせてください」のお題には、“相方”の堂本光一との内輪話で答えた。「光一くんが言うには『オレは(身長が)170センチ、だから(剛は)168センチ』。身長はオレのほうが低いのは確かだけど、オレより2センチは高いってプライドがあるみたい。それもマジメな顔で言うんですよ」。2人だけのどうでもいい話に?

 天の声から「そんなん、知らんがな」とツッコミが入り、約900人から笑いを取った。

 この日はKinKi

 Kidsの34枚目シングル「鍵のない箱」の発売日でもあった。東京、大阪などで延べ34回、約5万1000人を動員している。