アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」(7月21日公開、細田守監督)のジャパンプレミアが18日、都内で行われ、声優を務める宮崎あおい(26)、大沢たかお(44)らが舞台あいさつに参加した。

 大沢と初共演という宮崎は「大きな優しい方だと思いました。アフレコ中は子役の子どもたちと遊んでくれたりもして、作品自体を見守ってくれているような感じで心強かった」。大沢は、子役の子どもたちに宝探しの地図を作り、宝探しをしたりして遊んでいたという。大沢は「楽しい現場だったので行くのが、楽しみだった」と振り返った。

 同映画は、アニメ映画「時をかける少女」、「サマーウォーズ」を製作した細田監督の3年ぶりの新作。19歳の主人公、花が“おおかみおとこ”と恋をするファンタジーであるが、愛する人との出会い、結婚、出産、子育てという人の営みがテーマとなっている。国内では350スクリーンで上映され、フランスなど34の国と地域で上映され、25日にはフランス・パリでワールドプレミアが開催されることが発表された。