女優河合青葉(33)宮崎吐夢(33)が24日、映画「さよなら歌舞伎町」(広木隆一監督)初日舞台あいさつで、劇中で演じた激しい不倫セックスシーンについて赤裸々に振り返った。

 2人は不倫関係にある刑事・藤田理香子と新城竜平を演じ、染谷将太(22)演じる主人公高橋徹が雇われ店長を務めるラブホテル「HOTEL

 ATLAS」で、激しいセックスシーンを演じた。

 河合が「(この映画を)朝っぱらから見たら、変な気持ちになってしまいますよね。(セックスシーンについて)特に話したりしましたっけ」と言うと、宮崎は「僕は初めての、ぬれ場でした。何も出来ませんと言いました」と照れ笑いを浮かべた。その後、2人は掛け合いをしながらセックスシーンを振り返った。

 河合

 私も(セックスシーンは)お任せ。車の中で初めましてのごあいさつをして、いきなり、あれ(セックスシーン)

 宮崎

 どんな仕事なんですかね?

 でも、(演じて)楽になった。皆さんも1度、と言うわけじゃないけど…ストリーキングじゃないけど…面白いぞ、と。

 河合

 最初に全てさらけ出したら、全て楽になる。

 宮崎

 こんな楽だったんだ、と。

 河合は、昨年のモスクワ映画祭で最優秀作品賞と最優秀男優賞の2冠を獲得した「私の男」(熊切和嘉監督)の中でも、主演の浅野忠信演じる淳吾の恋人小町を演じ、濃厚なセックスシーンを披露した。「さよなら歌舞伎町」でも、ガラス張りのシャワールームの中で、バックから攻められる激しいシーンを演じており、初ぬれ場の宮崎との息はピッタリだったようだ。