体調悪化で活動休止していたX

 JAPANのリーダーYOSHIKIが、ファンを無料招待し大規模な野外公開会見を行うことが3日、分かった。15日に都内にある広場で開催する。このほど米ロサンゼルスで行われたチャリティーイベントにゲスト出演して明かした。ファンの前で体調回復を報告し、年内の日本公演を発表する。会見会場は数千人が入れる場所で、派手にバンドを再始動させる。

 YOSHIKIはこのほど、ロサンゼルス市内でチャリティーイベント「ヘルプ・アズ・ワン」にゲスト出演し、4カ月ぶりに公の場に姿を見せた。報道陣に囲まれ「疲れちゃいました」と笑いながらも「医師から飛行機での移動許可も出ました。年内に日本で、数カ所コンサートを行いたいと思ってます。また、音楽以外のプロジェクトも進んでいますので会見でまとめて発表できれば」と、15日に日本で会見することを明かした。

 日本でいち早く元気な姿を見せたいというYOSHIKIの意向を受け、大規模な会場が用意された。数千人が収容可能な場所でファンを無料招待。場所は後日、公式HPで参加要項などとともに発表する。今年1月の東京ドーム公演の発表会見では、3万人の応募から選ばれた100人のファンだけを招待した。数千人規模の公開会見を行うのは初めて。

 YOSHIKIは5月、味の素スタジアムで行われた故hideさん追悼公演後に持病の頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアが再発。ひざにも故障を抱え、7月から予定されていた世界ツアーを延期した。日本だけでなく、フランス、台湾、韓国、英国でもX

 JAPANの公式サイトが立ち上がり、国外からも復帰を願う励ましのメールを受けた。YOSHIKIは「カイロプラクティックなどの治療を続け、順調に回復しています。世界中からも励ましのメールが届き、本当に励みになった」。

 今回、バンド再始動となる公開会見にはYOSHIKIの「2度の中止はあってはならない」との覚悟も背負っている。世界ツアーも11月22日のパリ公演から再開が決定。来年以降のX

 JAPANとしての活動は未定なだけに、今回発表される公演はプラチナチケットになることが必至だ。