5日に離婚したJリーグ鹿島の元日本代表MFでサッカー解説者の本田泰人氏(40)が、離婚報道をめぐって元妻でモデルの高岡由美子(34)に激怒されていたことが6日、分かった。

 2人に近い関係者によると、高岡は週明けの9日に発表を予定していたという。関係者への説明が不十分なことや、7日発売の雑誌「VERY」にも「本田家の嫁」として登場している事情もあった。「9日発表」は本田氏も了承していたというが、5日に情報が漏れ、同氏も日刊スポーツの取材に応じたことなどから、一夜明けたこの日、本田氏に対して高岡から怒りのメールが何通も届いたという。

 一方で高岡は前日まで「本田家の嫁」と題していた自身のブログのタイトルをこの日から「高岡由美子オフィシャルブログ」にタイトル変更した。午後には「報道されたとおり昨日2009年11月5日(木曜日)

 私、高岡由美子は本田泰人さんと離婚致しました。(中略)お互いの将来と、娘の未来を考えた上での最良の選択と思っています」などと書き込んだ。

 2人は最近「恐妻家&鬼嫁」としてテレビ出演を繰り返していた。「浪費がすごくてカードを止めたら激怒した」「セックスレスで触られるのも嫌」などの発言は、視聴者には「ネタ」のように映っていたが、不仲ぶりは現実だった。今後は、財産分与の話し合いがもたれる。また、本田氏は「娘(7)の養育費は払う」としているが、親権は高岡が持つという。

 すっかり「恐妻家」のイメージのついた本田氏だが、今後は本業に全力投球。サッカー日本代表の南アフリカ遠征に同行し、14日の日本-南アフリカ戦の解説も務める。高岡も「もう、元夫の悪口は言わない。娘の手前もあるし、他人の悪口をいうことになってしまうから」と毒舌を封印し、タレントとして頑張る決意を固めたという。

 [2009年11月7日9時15分

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