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 JAPANのギタリスト、故HIDEさんの所属事務所と映像の無断使用問題で、リーダーYOSHIKIとYOSHIKIの所属事務所「ジャパンミュージックエージェンシー(JMA)」が19日、HIDEさん側から20億円の支払いを求められていることを明かした。

 この日、「JMA」は、17日にHIDEさんの所属事務所から「20億円支払わなければHIDEの肖像権使用契約は無効」との通知書を受け取ったことを発表。その上で「(HIDEさん側が)訴訟を起こすということが事実であれば、逆に法廷の場でこれまでの事実関係をはっきりさせたい」との見解を示した。

 また、YOSHIKIは携帯公式サイトに「今回の問題はHIDEの遺族の方々の意思でないことを願っている。そして、この問題は自分が解決する。このようなことになって一番悲しんでいるのはHIDEだと思う。映像があろうとなかろうと、HIDEと一緒に世界に羽ばたこうと思っている意思は変わらない」と思いをつづった。

 この状況下、9月25日からはX

 JAPANとして初の北米ツアーを控えている。YOSHIKIは「HIDEの偉大さを世界中に伝える。戦う必要があるならば戦う。何があってもHIDEはX

 JAPANのメンバー」としている。HIDEさんの所属事務所はノーコメントを貫いたが、映像をめぐるトラブルは、泥沼化の様相を呈してきた。

 [2010年8月20日9時29分

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