分裂危機にあった韓国5人ガールズグループKARAが28日、公式ホームページ(HP)で円満解決したことを発表した。分裂騒動は今年1月、パク・ギュリを除く4人のメンバーが所属事務所DSPメディアに対して専属契約解除を申請したことから始まった。その後、ク・ハラが契約解除の撤回を希望。ハン・スンヨン、ニコル、カン・ジヨンの3人がDSPへの不信感を理由に専属契約無効を求める訴えを起こしていた。

 しかし、この日までにDSPと3人のメンバーが無条件で和解した。HPでは「DSPメディアとKARAの3人は、将来の活動に対し、多くの対話を重ね、その結果何の条件もなく訴訟を取り下げることで合意ができました」と発表した。関係者によると騒動が泥沼化することで、メンバー交代の可能性も浮上していたという。最後までかたくなだったのはニコルだといわれているが、最大の音楽マーケットである日本で現在の形で活動することがベストと考え、無条件で和解することを選んだ。

 5人は既に6月発売予定の新曲のジャケット撮影も終えている。今回の無条件和解で、分裂騒動にピリオドを打ち、5人は晴れて音楽活動に専念する。