ネプチューンらお笑いタレントや俳優が14日、宮城県女川町の女川第二小学校を訪問し、東日本大震災の被災地の子供たちを笑いで元気づけた。日本音楽事業者協会(音事協)主催の被災者復興支援プロジェクト「ふれあいキャラバン隊」の第1弾。生で見るナイツ、狩野英孝、ロッチ、デンジャラスらのネタに小学生らは爆笑の連続で大盛り上がり。ネプチューンの3人は「子供たちはすごく元気で逆にパワーをもらった」と、今後も被災地慰問を続けたい意向を明かした。

 司会を務めたネプチューンの名倉潤(43)原田泰造(41)堀内健(41)が女川第二小学校体育館に登場すると、集まった小学生らから大歓声が上がった。ハイテンションになった堀内が客席ゾーンにダイブすると、子供たちは大喜び。堀内は子供たちにもみくちゃにされて床に倒れ、服を脱がされそうになったほどの大盛り上がり。被災地の子供たちの顔に、元気が見えた瞬間だった。

 「ふれあいキャラバン隊」にはネプチューンのほか、デンジャラス、アンタッチャブル柴田英嗣(36)、北陽伊藤さおり(37)ナイツ、狩野英孝(29)ロッチ、俳優集団D-BOYSの鈴木裕樹(28)と牧田哲也(27)らが参加した。

 ネタも大ウケだった。狩野は持ちネタの「ラーメン、つけ麺、僕イケメン」を子供たちに指導し、一緒に合唱。デンジャラスのノッチ(46)による米オバマ大統領のマネや、ナイツのシモネタをまじえた漫才、ロッチの体を張ったコントに、爆笑が何度も起きた。柴田と伊藤は子供を壇上に上げてショートコントを一緒に行い、ふれあった。

 音事協はこれまで、演歌歌手による被災地支援公演「演歌キャラバン隊」を6~8月にかけ計8回実施してきたが、今回のように、お笑いタレントらが「笑いの力」で支援する「ふれあいキャラバン隊」を実施するのは初めて。

 女川町周辺にはまだ、がれきの山や崩壊した建物がみられ、大震災の爪痕は残ったままだ。

 この日、公演は2回実施され、小学生ら計約260人が集まった。舞台を終えた名倉は「子供たちはすごく元気で、逆にパワーをもらった。芸人たちによって笑顔を届けられたと思う」。子供たちと激しく「ふれあった」堀内は「あやうくズボンも脱がされるところでした(笑い)。パワーが予想以上にすごくて、うれしかった。またちょくちょく来たい」と充実した様子で話した。【広部玄】