9月にデビュー25周年を迎えるB’zが、全シングル50作52曲を収録した2作のベストアルバムをリリースすることが分かった。「B’z

 The

 Best

 10105

 1988-1998」と「B’z

 The

 Best

 10105

 1999-2012」で、ともに6月12日に発売される。

 2作のベストには、シングル全50作52曲を、リリースした順に26曲ずつ収録し、新曲も2曲ずつ収録している。10周年の98年や20周年の08年にもベストをリリースしているが、全シングル収録は初めて。また、初回限定盤に封入されるDVDには、初公開のライブ映像を含む全シングル曲のMV(ミュージックビデオ)も収録。関係者は「50作規模では他のアーティストでも例がない内容」と胸を張っている。

 88年のデビュー以来、B’zは活動を休止したことがなく、10年を除いて毎年シングルをリリースしてきた。46作連続オリコン週間ランキング首位(継続中)、13作連続ミリオン(LADY

 NAVIGATION~FIREBALL)など、史上1位の記録も樹立。デビュー当時は生まれていない女優本田翼(20)が「大ファン」を公言するなど、人気は若年層にも浸透。関係者も「ここ1~2年、若いファンもライブに大勢来るようになりました」と話す。その状況下、2枚のベストをリリースすることに、リーダー松本孝弘(51)は「B’zの音楽的な変遷を感じていただけると思います」と話している。

 2年ぶりの全国ツアー開催も決まった。同ベストのリリース3日後、6月15日の宮崎・都城市総合文化ホールを皮切りに、9月22日の横浜・日産スタジアムまで、計24カ所30公演。約55万人を動員する。稲葉浩志(48)は「これからも、皆さんがライブに行きたい、次の新曲を早く聴きたいと思っていただける活動がしていきたいです」と意気込んでいる。