民進党の蓮舫代表(49)が、第193通常国会が招集された20日、着物で国会に現れた。蓮舫氏が国会で着物姿を披露したのは、初めて。

 蓮舫氏が選んだのは、白地に薄いグレーの花の模様をあしらった着物。この日、最初の党日程となった党の両院議員総会に出席した際、いつもと様子が違う蓮舫氏に、司会者が「代表、あでやかに装っていただきまして…」と水を向けた。

 蓮舫氏は、「ちょっと装いを変えただけで、こんなにほめられるとは思いませんでした」と、照れ笑い。その上で、「装いとは別にして、今国会は戦う国会にしたい。昨年の臨時国会は、悔しいことばかりだった。(安倍内閣は)強行採決ばかり。民進党は国会軽視は許さないという思いで、臨んでいく」と、安倍政権に宣戦布告した。

 蓮舫氏はふだん、白いスーツが「勝負服」。それだけに、この日の着物も白地のものを意識したという。