流行ワードに敏感な熊本県警は21日までに、交通安全を訴える電光掲示板に、サッカーW杯の日本初戦で勝ち越しゴールを決めた大迫勇也を象徴する「半端ない」を使った標語を作成し、公式ツイッターで発表した。

 「おもいやり運転ハンパないって!」で、このほか「二日酔い運転 人生にオウンゴール×」のバージョンもある。ツイッターには、「半端ではない思いやりのある運転をお願いします」「サッカー日本代表の勝利と飲酒運転の根絶を願っています」と、標語作成に向けた思いがつぶやかれている。

 同県警は平昌(ピョンチャン)五輪が開催された今年2月にも、「お先どうぞ ゆづる心に金メダル」「安全運転大事だよね そだね~」と、フィギュアスケート男子の羽生結弦や、カーリング女子「LS北見」に関連した標語をつくり、話題になった。

 今回の「半端ない」標語は、19日深夜の日本代表初戦から間もない、20日から掲示板に導入。ネット上では、「熊本県警がさっそくやってくれました」「やるとは思っていたが、早すぎだろ!」と歓迎され、話題になっていた。