小泉進次郎環境相は30日の記者会見で、7月1日から始めるレジ袋有料化について、国民の理解をどう広げていくのかと問われ「いろんな指摘や批判もあるが、新しい生活を根付かせる時には、賛否両論があると思う」と述べた。

「間違いないのは、世界の流れは持続可能な方向、環境負荷の少ない社会にどう移行させていくかだ。その観点からいえば、レジ袋の問題では日本は後発組で、すでに60カ国が取り組んでいる。1つ1つ丁寧に説明した上で、新しい社会に向けて理解者を増やしていくことが大事だなと思う」と述べた。

環境省は「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」と題したキャンペーンを始め、タレント西川きよし、さかなクン、モデルのトラウデン直美を「プラごみゼロアンバサダー」に任命している。進次郎氏は「国民1人1人が、アンバサダーになって世の中に広げてほしい」とも語った。