だんだん日差しが強くなっています。日焼けした肌を自慢したいあなたには待望の季節!!
でも無防備に焼くのは肌にも髪にも危険がいっぱいです。ヘアメークアップアーティストのKUBOKI氏が美容エディターの大塚真里さんと警鐘を鳴らしています。
KUBOKI(以下、K)
紫外線の害を知っている僕でも、日焼け止めを毎日塗るのにはちょっと抵抗が…。でも、海や山に行くときは軽めのものを塗ります。素肌のまま紫外線にあたるのと、キレイに焼ける軽い日焼け止めを塗っておくのとでは、焼き上がりが全然違うんですよ。肌を守りながら焼くことで、乾燥もシワもある程度防げます。日焼け後にボディーローションを塗るなど、アフターケアも大切。
大塚
軽めの日焼け止めとは?
K
紫外線防御効果を示すSPFという数値が低いものです。あくまで目安ですが、2~10程度のものなら紫外線ダメージを防ぎながらキレイに焼くことができます。
大塚
なるほど。女性用は、今やSPF30~50が主流です。
K
それから、男にとって顔よりむしろ重要なのが頭皮の日焼け!
髪の分け目がいつも同じだと、分け目だけ象の肌みたいになってしまうんです。そこから生える髪は、パサッとしてコシもない。
大塚
それは大問題!
K
だから、分け目は少しずつ変えましょう。1センチでもいいんです。
大塚
最近、スプレータイプの日焼け止めも増えてきました。それを分け目に塗るのはどうですか?
K
いいと思います。むしろ髪全体にスプレーしましょう。紫外線によって髪は弱くなったり、色あせも起こります。夏に日焼けをするなら、髪は黒い方が見た目に清潔感が出ますよ。
大塚
日焼けをしてもいいけれど、無駄に老けたり印象が悪くならないように、ケアはしっかり、ということですね。
K
子供とプール、なんていうことも増える季節なので、今年はぜひ、後悔しない日焼けを!
第8回おわり。
[2014年5月26日12時40分]
【日焼けするなら髪は黒く】日焼け肌は男らしい印象を与えるが、茶髪や金髪だと途端に「チャラい」印象に見えてしまう。日焼けをする夏は黒髪をキープして、清潔感を保とう。髪の色あせ防止にはスプレータイプの日焼け止めが効果的。