「第3回ドラマ甲子園大賞」受賞作品「変身」の完成披露試写会舞台あいさつが29日、東京・台場のフジテレビで行われ、監督を務めた佐藤孝樹さん(18)と戸塚純貴(24)堀井新太(24)松井愛莉(19)浜田マリ(47)が出席した。

 「ドラマ甲子園」は高校生を対象に1時間のドラマ脚本を募集し、大賞受賞脚本は執筆者が監督を務めて映像化する企画。過去の大賞は全て女性が受賞してきたが、3回目で初めて男性が受賞した。

 佐藤さんは「自分の書いたものが映像化されるのはちょっと恥ずかしさもあるけど、これだけ多くの人に見られるのはうれしい。撮影は夏休みに行いましたが、一生忘れられない夏休みになりました」と話した。

 主演の戸塚は「僕も監督と同じで、初めてのドラマ主演でした。このドラマを通じてたくさんのことを学びました。高校生の作品とは思えないくらいキャスト、スタッフの熱がこもっていますので、ぜひ見てほしいです」。

 ヒロインを演じた松井も「黒木が監督の理想の女の子像だと聞いて話を聞きに行ったのですが、最初全然目を見てくれなくて悲しかった。『目を見てくれないですね』と言ったら、ちゃんと目を見て話してくれるようになりました」と振り返った。

 CS放送フジテレビTWOドラマ・アニメで10月19日に放送される。