テレビ朝日は3日、放送開始から1年半を迎えた「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金、朝8時~9時55分)の16年度の平均視聴率が7・4%を記録し、同時間帯の民放トップになったことを発表した。番組視聴率でもフジテレビ「とくダネ!」(月~金、朝8時~9時50分)と並んでトップ。「とくダネ!」と日本テレビの「スッキリ!!」の朝の2強の一角を崩した形だ。

 15年10月の番組開始当初の平均視聴率は5・9%。徐々に数字を伸ばし、16年9月には月間平均視聴率で7・4%で同時間帯トップを獲得。17年に入ると1月8・1%、2月8・0%、3月8・3%と8%台をキープした。

 司会の羽鳥慎一は「視聴率というのはいつどうなるか分かりません。どの番組のスタッフも毎日必死で頑張っていることと思います。おごることなく、視聴者の方々が何を知りたいかを常に考えて、これからも真摯(しんし)に放送に臨みたいと思います」とコメントした。