【ドーハ24日=佐藤成】U-23(23歳以下)日本代表は25日、3・5枠を争うパリオリンピック(五輪)アジア最終予選兼アジア杯カタール大会準々決勝で、地元カタールと対戦する。試合を前日に控えた24日に両チーム監督と主将が試合会場で行われた公式会見に出席。大岩剛監督(51)は総力戦を強調した。

8大会連続の五輪出場に向け、負けたら終わりの大一番。「プレッシャーはどの試合でもある。この大会に、日本チームとしてしっかりとした目的と明確な基準を持ってきた。まずそれをやること。それによって自分たちが勝ち進むことを目標にやっていきたい」と覚悟を込めた。

地元カタール相手に、完全アウェーでの戦いが予想される。「応援は大きな力になると思うが、ピッチの中で、11対11、23対23の戦いに勝ちたいなと思います」とピッチ上での戦いに集中した。試合の入り方をポイントに挙げて「勢いを持って試合に入ってくると思うので、我々は受けに回らず積極的に我々のスタイルで攻撃的に攻守に入る。そういう意識を持ってゲームに入っていきたい」と話した。