日本代表が、ワールドカップロシア大会メンバー発表前日に行われた壮行試合・ガーナ戦に敗れた後、壮行セレモニーを独占配信した、日本サッカー協会(JFA)公式サイトとツイッターに、サポーターの批判が相次ぎ、炎上する騒ぎとなっている。

 日本代表は、西野朗監督(63)の初戦で、同監督が21日にスタートした国内合宿で新たに試して11日目の3バックの新布陣が機能せず、アフリカ最終予選に敗れ、ワールドカップ本大会出場を逃したガーナに全くいいところなく敗れた。

 テレビ朝日での生中継終了後、JFAが壮行セレモニーを独占配信することを公式ツイッターで「このあと #夢を力に2018 サッカー日本代表壮行セレモニーを独占ライブ配信!」と宣伝したが、それに対し

 「そんなことをやっている場合か!」

 「セレモニーなんてやってる暇があったら練習しろ!」

 「日本代表に夢はない」

 「しらけた」

 「役立たずがセレモニーなんてするな」

 「セレモニーは罰ゲームだ」

 「世界に恥をかきにいきます」というアピールでもしたいのか」

などの批判ツイートが、約1時間で100件以上も寄せられた。

 翌31日に控えるメンバー発表に対しても

 「このメンバーでワールドカップに行くことが最大のサプライズだ」

 「14年ブラジル大会から、メンバーが加齢して劣化しただけだ」

などの厳しい声が相次いだ。

 また4月9日に電撃解任を発表した、バヒド・ハリルホジッチ前監督(66)を引き合いに

 「ハリルに謝れ!」

 「ハリルのままで良かった」

 「ハリルがマリ、ウクライナ戦で解任なら、西野も解任だ」

などのツイートも散見され

 「ハリルはフリーだから声をかけろ」

などと“ハリル待望論”まで飛び出した。

 セレモニーでは、熱烈なサッカーファンで知られるMr.Childrenのボーカル桜井和寿とヒップホップユニットEAST ENDのメンバー・GAKU-MCのユニット「ウカスカジー」が雨中で熱唱したが「ミスチルに謝れ!」などの声もあった。