選手と監督の定義「古田ルール」承認
<プロ野球監督会議>
「古田ルール」が承認された。この日の監督会議では、ヤクルト古田敦也監督(40)が29年ぶりに選手兼任で就任したことに関して生じる諸問題の確認も行われた。マウンドに行く際の立場、選手として出場時の交代選手通達方法、退場時の扱いなど、兼任監督特有の問題について話し合われたが、おおむねスムーズに進み意見の対立や議論の紛糾などは起こらなかった。
マウンドに行く際の立場は、出場時は捕手、出場していない時は監督とされることが確認された。続いて古田兼任監督自身が「選手出場時の変更選手の通達はどうすればいいか」と確認を求めたところ、試合前に申し出る監督代行者(伊東ヘッドコーチを予定)が代行するか、一塁または三塁走者の際は塁上からタイムをかけて申し出てもよいし、投手交代はマスクをかぶったまま後ろを向いて申し出てもよいとされた。試合進行を妨げない程度で、方法については自由が与えられた。
中日落合監督からの質問も上がった。「退場になったらどうするのか」。選手として退場になった場合に監督として残れるのか、あるいは監督として退場となったら選手として出場できるのか。「退場になれば監督も選手もなく、その試合から除かれる」が結論だった。
久々の対面となった楽天野村監督とは友好ムードに終始した。会議の冒頭であいさつを交わし、兼任監督の先輩としてのアドバイスも受けた。会議後には「野村監督のおっしゃることは理解できる。球界を良くするためにいろんな意見を出されることはいいことだと思います」と「独演会」を評価。「新参者ですから」と言いながら、きわめてスムーズに監督の仲間入りを果たした。【大塚仁】
[2006/1/26/08:56 紙面から]
写真=厳しい顔つきの巨人原監督(右)とヤクルト古田監督
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