【WBC】日本のエース渡辺4回62球0封
<WBCエキシビション試合:日本代表5−1ロッテ>◇26日◇福岡ヤフードーム
「JAPAN」のユニホームの渡辺が、ロッテ打線を4回62球で3安打0封と抑え込んだ。「間違って三塁(ロッテ)側ベンチに帰りそうになっちゃった」と冗談めかしたが、チームメートを相手に「日本のエース」の力を見せ付けた。課題の球数制限では、序盤コントロールが悪く2回で40球を費やした。「さすがに焦った」と振り返るが「試合の感覚に入っていけた」と話す3回以降は2回で22球。しっかりと実戦感覚を取り戻した。
早くから王監督に「日本のエース」の指名を受け、待ちに待った日本代表としての初戦。しっかりと結果を残し、王監督も「久しぶりのマウンドでコントロールに苦労していたけど、それでも0点に抑えちゃうのは大したもの」と揺るぎない信頼を口にした。
この日の午前中には、韓国代表対韓国ロッテの練習試合を視察し、各打者の状態を確認した。順当にいけば、3月5日のアジアラウンド最終戦、韓国戦に先発する。「一発勝負だし、やってみないと分からない。誰が僕の球に合うかも分からないし」と慎重な姿勢を崩さない。ただ日本の命運を握る一戦になることは分かっている。「あとは気持ちだけ。どれだけ本番モードに入っていけるか」。「世界最低」から投げ込む日本のサブマリンの力を世界に見せつける。その臨戦態勢は整った。【前田祐輔】
[2006/2/27/09:32 紙面から]
写真=先発して4回を無失点の渡辺俊(左)は、ベンチの王監督と笑顔で握手
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