民主党、野田氏の辞任で調整
民主党は28日午前、党本部で役員懇談会を開き、ライブドアの送金指示メールをめぐる幹部の引責問題を協議した。鳩山由紀夫幹事長と野田佳彦国対委員長が辞意を示したが、前原誠司代表らは強く慰留し、鳩山氏は辞任を断念。党幹部は「前原−鳩山体制」は維持するが、野田氏辞任は避けられないとの見方を示した。野田氏の進退については前原、鳩山両氏が最終判断する。衆院予算委でメール問題を質問した永田寿康氏は議員にとどまるが、半年間の党員資格停止処分とする。
国会対策の責任者である野田氏の引責に発展すれば、衆院選惨敗からの党再生を目指してきた前原氏にとって大きな打撃となるのは必至だ。
懇談会で鳩山氏は「党として混乱の責任を取らなければならない。政治の信頼回復のために誰かが責任をとらなければならない」と強調。野田氏も「政治的混乱の責任を取らざるを得ない」と述べた。
しかし松本剛明政調会長、玄葉光一郎幹事長代理らも「前原氏の引責につながりかねない」として現体制の維持を強く主張した。鳩山氏は懇談会後、記者団に自らの辞任について「皆さんから心配をいただいている。責任は感じる」としたが、野田氏の進退の質問には答えなかった。
懇談会では、午後の永田氏や執行部の会見で、(ライブドア前社長の)堀江貴文容疑者本人が出したメールとは評価できないと謝罪することを確認した。
細野豪志役員室長は同日午前のテレビ番組で、永田氏にメールを持ち込んだ「フリー記者」の先にいるとしてきた情報提供者の存在も「確認できていない」ことを明らかにした。
永田氏は同日昼前に都内の病院を退院し、国会近くで鳩山氏と会い、処分を受け入れる意向を示した。午後の常任幹事会では前原、野田両氏を同幹事会注意処分とすることも決める。
[2006/2/28/14:17]
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