ホームレス火炎瓶殺害で少年2人を逮捕
兵庫県姫路市の河川敷でホームレスの雨堤誠さん(当時60)が火炎瓶を投げ付けられ焼死した事件で、県警捜査1課と姫路署は16日、殺人と火炎瓶処罰法違反の疑いで高校3年の男子生徒(18)と中学3年の男子生徒(15)を逮捕した。
恐喝容疑などで逮捕済みのいずれも16歳の無職少年2人も、調べに対し「むかつくので火炎瓶を投げた」と容疑を認めている。同課などは殺人と火炎瓶処罰法違反の疑いで逮捕状を取っており、近く再逮捕する。
少年4人はいずれも姫路市在住の遊び仲間で、雨堤さんら複数のホームレスに対し昨夏ごろから投石などの嫌がらせを続けていた。
事件直前も、雨堤さんらに対し「おまえら臭いんじゃ」と怒鳴りつけ、投石や鉄パイプによる嫌がらせを執拗(しつよう)に繰り返しており、同課はこうした嫌がらせが高じて火炎瓶による殺人に発展した疑いがあるとみている。
少年の1人は「(嫌がらせに)ガソリンスタンドののぼりを立てるさおを使った」と供述。事件があった昨年10月、現場近くのガソリンスタンドから宣伝用ののぼりざお2本が盗まれていたことが分かり、同署が裏付けを進めている。
調べでは、4人は共謀し、昨年10月22日未明、姫路市西夢前台の夢前川に架かる橋げたの下に張られた金網に火炎瓶を投げ込み、足が不自由で逃げ遅れた雨堤さんを焼死させた疑い。
[2006/3/16/21:40]
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