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<コンフェデレーションズ杯:日本2−2ブラジル>◇1次リーグB組◇6日目◇22日◇ケルン
やっぱりこの男だ。土壇場で大黒がまた決めた。後半43分、日本が得たFKのチャンス。両チームがつくった9枚の壁の右側に大黒はポジションをとった。中村が蹴ったボールは右ポストを直撃。はじき返されたボールを、ゴール前に詰め右足ボレー。GKマルコスの手をはじき同点弾となってゴールに吸い込まれた。
大黒「リラックスして(FKを蹴るのを)待っていました。どんな相手でもいい動きさえすればやれる。実際に点も取ったしね。でも1点じゃアカン。2点取らなアカンかった」。
後半ロスタイムにも見せ場はあった。MF福西の右からのクロスを絶妙のタイミングで頭で合わせた。GKが、かろうじてはじいたボールをさらに右足シュート。無情にもゴール前を横切ってしまったが、力は発揮した。実はDFルシオに左太ももを蹴られ、試合後は足を引きずりながらバスに乗り込んだ。裏を返せばそれだけブラジルを本気にさせたということだ。
初戦のメキシコ戦は中田英、中村とのコンビネーションが合わなかった。「俊輔さんと(中田)ヒデさんとのギャップがあった」と大黒。練習では先発組と控え組を分けるため、控え組の大黒は主力選手との連係の取り方が難しい。悩んだ末にビデオでプレーを分析していた。
2戦目の欧州王者ギリシャ戦で決勝弾、世界王者ブラジル戦で同点弾。世界で通用する自信を2戦連弾でつかんだ。「スピードで勝負できると思った」と大黒。スタメン待望論もささやかれる中、1年後のW杯までさらなる進化を遂げる。【益子浩一】
[2005/6/24/08:34 紙面から]
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