
|
| 2大会連続の出場となる原
|
|
経験豊富なスピードスター
前回の韓国・テグ大会に続き、今大会も代表に選出された原一樹(20)。市立船橋高で高校サッカー選手権を優勝し駒大へ入学、そして1年生で前回大会の出場。その後、U−18日本代表に選出され、先日行われたワールドユースは代表候補まで名を連ねていた。もちろん、駒大でも1年生からポジションを確保し、現在に至っている。今季、関東大学サッカーリーグでは10試合に出場し、5得点で得点ランキング5位という成績を残している。
しかし、ワールドユースでの選考に漏れてからは原のコンディション、パフォーマンスが落ちていることは目に見えて明らかになっている。また、先日行われた4連覇を賭けた総理大臣杯では無得点。加えてチームも2回戦で早大に破れ、4連覇の夢とともに大学サッカー3冠というチームの最大の目標がなくなってしまったことで、さらなるモチベーションの低下も心配される。
今回の選出メンバーのFW陣では赤嶺真吾(駒大)や小松塁(関学大)など高さを武器にするタイプの選手が多い中、原はスピードを武器に突破していくタイプである。駒大のチームメートであり、お互いを知り尽くしている赤嶺、巻佑樹とのコンビは大きな武器となることは間違いない。しかし、日本でのトレーニングマッチではサイドハーフでの起用が目立っていたが、本人も「このチームでは(サイドハーフの方が)やりやすい」と語っていた。その理由として兵藤慎剛(早大)や藤本淳吾(筑波大)といったパスセンスに優れた選手が揃っていることが挙げられるのかもしれない。
前回大会では途中交代が多かったものの、5試合で2得点。しかし、1年生で出場した前回大会に比べ、大学サッカーでの経験と日本代表として世界と戦った経験という他の選手にはないものをもっている。経験を生かし、大会3連覇に貢献する。
(川崎篤彦)
◆原一樹(はら・かずき) 1985年(昭和60年)1月5日生まれ。177センチ、70キロ。市立船橋高出身、経済学部3年。好きな選手は田中達也(浦和)。

|