パリオリンピック(五輪)バドミントン混合ダブルス代表の「ワタガシペア」こと東野有紗(27)渡辺勇大(26)組(BIPROGY)が10日、都内で練習を公開し、五輪へ決意を示した。

21年東京五輪では同種目で日本勢初の銅メダルを獲得し、現在は世界ランキング3位。渡辺は「いよいよという気持ち。金メダルを取りにいく姿勢で日々の練習に取り組みたい」と闘志を燃やした。前衛でのプレーのバリエーションを増やすことをテーマに据える東野も「状態はとてもいい。たくさん勇大君と練習が積めている」とうなずいた。

開幕まで2カ月半となった2度目の五輪へ、東野は「東京五輪での悔しい思いをパリで晴らせるようにしたい」と誓った。