障がい者による競泳世界選手権(9月30日開幕、メキシコシティー)に向けて都内の国立スポーツ科学センターで行われている日本代表の強化合宿が14日、報道陣に公開された。リオパラリンピックにも出場した美人スイマー一ノ瀬メイ(20=近大)が取材に応じた。

 「リオで初めてパラリンピックというものを経験して、世界でメダルを取りたいと強く思いました」と一ノ瀬。個人6種目に出場したがメダルには届かなかった。それでも将来性が評価され、昨年11月に日本スポーツ振興センターが20年東京へ向けて指定する集中強化選手にパラ水泳から初めて選ばれ、1月にはオーストラリアへ1週間の短期合宿に派遣された。その時に痛めた左肩も回復し、両膝上の筋力強化でキックに力強さが増しているという。

 「世界選手権では出場する種目では自己ベストを出せるように。そして、メダル争いをしたいです」。一ノ瀬はモデル水原希子似の顔をグッと引き締めた。