バレーボール男子日本代表主将の石川祐希(28=ミラノ)が、今夏のパリ五輪に向け、メダル獲得プランを明かした。7日、都内ので代表メンバー15人とともに会見に出席。目標遂行への自信の一方、金メダルをかけた「決勝」経験がない点を指摘。既に五輪切符は獲得済みだが、今月21日にブラジルで第1週を迎えるネーションズリーグ(VNL)で頂点を争うことで経験不足を補う構想を示した。ミュンヘン大会以来52年ぶりのメダル獲得へイメージを具体化させていく。

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アタッカー陣の得点を演出するセッターの関田誠大は「自分も声を出すようにしてますよ」と笑う。ベテランの域に入る30歳から見ると、「わんぱく」という攻撃陣。「西田選手など、めちゃくちゃ元気いいし、吠える。そこに乗っかって盛り上がっていければ」とトスを上げ続ける。