3大会ぶりの王座奪回を狙う日本は前半3種目を合計134・731点の2位で終えた。

 8チームで争う決勝は、メンバー5人のうち各種目3人が演技。全員の合計得点で争う。日本は予選で内村の鉄棒落下などミスがあり4位で決勝に進出した。<1:あん馬=内村、山室、加藤>

 日本最初の演技となった内村は、安定した演技でノーミスの15・100と好スタートを切った。しかし次の山室が終盤で落下があり、13・900と伸びず。最後の加藤は大きなミスなく14・933だった。合計43・933で6位。<2:つり輪=田中、内村、山室>

 まず田中が最後の着地まで決めて14・933。2番手内村もしっかりまとめて14・800。ラスト山室は思ったほど点が伸びず14・866。この種目は44・599点。合計88・532で5位。<3:跳馬=加藤、内村、白井>

 加藤はロンダードからの4回ひねりで着地は1歩うしろに出たが15・000。内村はリ・シャオペンを決めて15・566。初めての演技となった白井はシライ/キムヒフンを着地ピタリと決めて15・633の高得点。この種目46・199。合計134・731で2位に浮上した。<4:平行棒=田中、加藤、内村><5:鉄棒=加藤、内村、田中><6:床運動=白井、加藤、内村>