みなさま、こんにちは。今月はディフェンディングチャンピオンとして迎えるSGボートレースダービー(大村)と、遠征陣を迎え撃つ地元(桐生)のG1赤城雷神杯があります。賞金を加算(8日時点で11位)するためにも、とても大事なレースになることは間違いないでしょう。

桐生ボートの水面
桐生ボートの水面

さて、今回は地元水面について触れたいと思います。桐生といえば、赤城おろしで有名だと思いますが、まだこの時期は強くは吹きません。日中は微風のホーム向かい。夜にかけて無風か、やや追い風になる傾向です。また昼夜での気温差が大きく、パワーのないエンジンでは調整が難しく、苦労することが多いです。

10月になり、エンジンにはキャブレター凍結防止のための温水パイプが装着されます(安全にはなるが、パワーは落ちる)。これが調整をさらに難しくします。と言うのも桐生は他場とは比べ物にならないくらい標高が高いからです。標高が100メートルを超える桐生では気圧が下がり、エンジンのパワーはダウン。出足系統に強く影響が出ると思います。この時期、まだ日中は暖かく、温水パイプも付いていると、前半レースではスロー水域のレースが夜に比べて難しくなると感じます。夜は逆になります。

来場されたファンの方しか見られませんが、ナイターの時間帯に試運転へ積極的に出たけど、次の日が1Rの出場になった。こんな時は調整がバタバタになります(汗)。少しは参考になったでしょうか。ダービーも雷神杯も優勝目指して全力で頑張ります。(ボートレーサー)