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ニッカン・コム杯争奪戦

展望

初日8Rスター候補応援企画に村上遼が登場

 大村ボートの「ニッカン・コム杯争奪戦 大村の陣」が30日に開幕。初日8Rでスター候補応援企画 ニッカン・コム杯選抜戦が行われ、長崎の地元スター候補・村上遼(23)が1枠で登場。同じ長崎の中村辰也(27)も丸亀レディースチャンピオンを制した妻・滝川真由子に負けない活躍を誓う。主力には平田忠則、西山昇一、西村拓也、東本勝利ら実力者がそろう。

主役は実力者の平田忠則

 主役を張るのは平田忠則だ。G1優勝4回。SG優出も5回を数える実力者。大村との相性も良く、これまで優勝は4回。今年4月の一般戦でも優勝を飾っている。5月のSGオールスターも、序盤はひと息だった機力を立て直して準優入り。気迫の走りを見せた。

 ベテラン西山昇一も優勝候補の1人だ。持ち前の調整力でエンジンを仕上げ、手堅い走りでV戦線を盛り上げる。他にも、強豪静岡から野長瀬正孝が参戦。東本勝利、原田篤志の86期コンビは攻めの姿勢を貫き優勝争いに加わってくる。西村拓也も走りにはそつがない。上位争いは必至だ。

 地元勢は長崎のホープ・村上遼に期待がかかる。初日のニッカン・コム杯選抜戦は1枠。「インならスタートを行けば大丈夫だと思う。頑張ります」と気合が入る。中村辰也、坪口竜也も今期勝率はA級ペース。走り慣れた地元戦なら勝率アップのチャンスだ。

 その他、沖島広和、岡田憲行も大村で好走歴があり、地力アップした永田秀二、北野輝季も侮れない存在。若松の地元スター候補・竹井貴史もセンスあふれる走りで上位進出を目指す。

◆ボートレース発祥の地 大村

 大村ボートはボートレース発祥の地。1952年に全国で初めてボートレースが開催された。長い歴史があるが、スタンドはピッカピカ。今年3月末にリニューアルオープンしたばかりで、開放的ですごしやすい空間になっている。また、全国24場で最西端にあり日が長いため、春から夏に薄暮レースが行われている。

 水面は内海の大村湾に面しており、年間を通して穏やか。近1年の1コース勝率は約60%。全国でも屈指のイン水面だ。ただ、海側からの風が強くなると、波乱のサイン。1Mにうねりが出るため、インのターンが流れて差されるケースが出てくる。

 出力低減エンジンは3月末が初降ろし。飛び抜けた強力機はないが、2連対率1位(23日時点)の27号機や、65号機、70号機、56号機は毎回上位級に仕上がる。また、12、21号機は2連対率は40%超だが、数字ほどの足にはならないことが多い。



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