2Rは広川貞治(50=東京)が片折勇輝の番手を死守して2着を確保した。

 引き揚げて来るなり「あー、1着が遠いよ」と嘆いた。昨年9月に肉離れと両膝の故障、さらに痛風と満身創痍(そうい)の状態で低迷。膝に衝撃波を与えて治癒力を高めるという荒療治の結果、今年に入って状態は上向き。

 「ようやく競輪ができるようになった」とひと安心。「来期から初のチャレンジ。また新たな気持ちで頑張る」と前を向いた。