谷口幸司(24=高知)は競輪学校に入学したばかりのころ、重い腎臓の病気にかかりスタートが出遅れた。

 だが「だいぶ薬の負担もなくなって、練習ができるようになった」と目を輝かした。今回の目標は「今期の点数が69点(69・86)なので、今回は予選をクリアして70点まで届きたい」と意欲を見せる。同県の今村麟太郎が一緒で、今村は「決勝に乗って一緒に頑張りましょう」と谷口をもり立てていた。