準決10Rはパーキンス(29=オーストラリア)が6番手から追い上げ3番手外並走、2角からの11秒1のまくりで一気に押し切った。

 パーキンスに合わせて番手から出た渡辺一成が2車身差で入り、世界を舞台にする2人がワンツーを決めた。パーキンスは「(道中、けん制やあおりもあったが)日本の競輪だから分かっている。準決も大変だったけど、次のG3決勝はもっと厳しいものになると思う。しっかり走りたい」と気を引き締めていた。決勝はブフリに前を任せて差し足でVを目指す。