渡辺一成(33=福島)が08年奈良大会以来、9年ぶりのスプリント優勝を飾った。

 1回戦はまくり、2回戦は差しで、河端朋之を下した。

 「1歩1歩が楽だったし、余裕がありました」と振り返った。今後も競輪と自転車競技の両立に意欲を見せる。「世界選手権や冬場にはワールドカップも控えている。8月には地元いわき平でオールスターもあるし、それに備えてしっかりとトレーニングを積んでいきたい」。まずは来月の高松宮記念杯に注目だ。