8日に初日を迎えるG2モーターボート大賞を主催するボートレース桐生の関係者が2日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れた。

 出場選手を東西に分けた対抗戦形式で行われ、東軍は関東・東海・近畿地区(兵庫県を除く)の25選手、西軍は中四国・九州地区に兵庫県を加えた25選手。初日のウルトラドリーム戦は山崎智也が1号艇となった。

 前回の三国で初優勝を飾って勢いに乗る地元桐生の上村純一(34)はカーレーサーから転身して5年目。「ボートと一体になる感覚が少しずつつかめてきた。スタートは速い方だと思うので、スタートで行ければ行きたい」と笑顔で語った。

 株式会社ボートネットワークの川嶋伸行専務は「いい選手が集まりましたし、対抗戦という形で、地元を中心に盛り上げたい。60周年を迎える来年へのステップにしたい」と、売上目標50億円を掲げた。